3/5(日)私の地元、埼玉県富士見市で「3.11を忘れないコンサート」に弦楽四重奏で出演しました。
メンバーは全員富士見市在住で、今回私の恩師である、桐山建志先生とご一緒させていただきました。
私にヴァイオリンを教えて下さった最初の先生であり、いつも私の原点、目標は先生の美しい演奏フォームと音色です!
高校からは別の先生に習い始めたので、今回はお久しぶりの再会で一緒に演奏させていただけて本当に光栄でした。
コンサートで使用した楽器は、「TSUNAMIヴァイオリン」東日本大震災で発生した津波の流木からつくられたヴァイオリンです。
魂柱(ヴァイオリンの内側にある、表板と裏板を直接つなげる唯一の棒)には陸前高田「奇跡の一本松」の木片が用いられ、裏面にはその姿が描かれています。
普段のコンサートでは、自分の楽器以外を使うことは殆どないので、とても新鮮で感慨深いものがありました。
演奏した曲目の中に、「春の海」がありましたが、こちらは桐山先生が大学生の頃に編曲されたものでした!とても素敵だったので、オープン記念コンサートでも弾かせていただくことになりました。
おいでいただける方は、ぜひじっくり聴いてみて下さい。
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